高齢者向けの都営住宅、シルバーピアの入居資格。

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各地方自治体が提供している公団住宅には、高齢者向けの住宅の募集があります。

東京都の場合、シルバーピアという名前で募集していますね。

一般の家族向けや単身向けの中には、抽選方式とポイント方式のいずれの場合も、60歳以上の高齢者の方は入居資格を1つクリアしていて、当選しやすいという環境もありますが、それとは別で、シルバーピアは完全に高齢者向けの公団です。

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シルバーピアとは?

シルバーピアは、建物に手すりや各種警報機、エレベーターなどの設備を設置した公団住宅。

高齢化社会に向けて整備を進めており、ライフスタイルアドバイザー(生活協力員)の常駐、団らん室や生活相談ができる設備を併設し、お年寄りが安心して暮らす事のできる公団住宅です。

単身?2人?シルバーピアの入居人数。

高齢者向けの都営住宅のシルバーピアの募集には、単身向けと2人世帯向けの募集があります。

お子さんなど、収入があったりお世話をしてくれる若い人との同居は認められていません。

単身向けとと2人世帯向けの応募資格の違いは、一人暮らしなのかどうかは当然として、所得の基準金額が異なります。

シルバーピアの入居資格。

  1. 申し込み者が65歳以上であること。(単身の場合は同居する人が居ないこと。2人世帯の場合は同居する人も65歳以上であること。)
  2. 東京都内に引き続き、3年以上住んでいること。
  3. 所得が定められた基準内であること。
  4. 住宅に困っていること。
  5. 入居する人が暴力団員ではないこと。

*所得の基準は

単身者:0〜2,568,000円以内

2人世帯:0〜2,948,000円以内

です。この基準も、一般の家族向けの公団よりも高く設定されています。条件が緩いということですね。

入居人数が変わった時は?

単身向けの都営住宅に住んでいる人が、結婚して入居人数が増えた時。

もしくは2人世帯向けの都営住宅に住んでいて、同居する人の死亡などで単身になった時。

そんな時は残念ながら、引き続き同じシルバーピアに住み続けることはできません。

他の都営住宅に引っ越すことになります。

築年数も新しい!都営住宅のシルバーピア。

65歳以上で、一人暮らしや2人世帯の高齢者の方にも住みやすい設備が充実、ライフスタイルアドバイザーによる安否確認や緊急時の対応と、お年寄りが安心して暮らせるシルバーピアは、介護保険制度の導入後に整備が進められている公団なので、築年数も新しいんですね。

都営住宅の場合も、シルバーピアのほとんどの建物が平成になってから建てられた平成築のもの。

シルバーピアの申し込み方法は公平な抽選方式のみです。(ポイント方式の募集はありません。)これからの高齢化社会に必要不可欠になってくるであろうシルバーピアに応募資格がある方、都営住宅に住みたい方は、1度検討して申し込んでみた方が良いでしょう。

平均寿命が80歳を超える時代です。65歳からでも15年以上、安定していて安心できる住まいを見つけられると良いですよね。