都営住宅をはじめとした、家賃が安い住宅の公団。
自治体が所有する物件を、近隣の家賃相場の1/3ほどという安い家賃で住めるので、
都営住宅に入りたい!
都営住宅に住みたい!
と思う人も多いのですが、そんな人達が気になる都営住宅のご近所付き合い。
長く住むためには、ご近所さんと円満な関係を築くことが必要不可欠ですが、
都営住宅のご近所付き合いって自治会とかあってめんどくさそう…
というイメージを持っている人も多いようです。
では実際に都営住宅の自治会の活動や自治会費の相場、それからご近所付き合いとはどんな感じなのでしょうか?
もくじ
都営住宅の自治会費の相場
都営住宅には、住宅ごとにそれぞれ自治会があります。都営住宅の自治会費は、地域や物件によって異なることがありますが、一般的には月額1,000円から5,000円ぐらいの数千円に設定されています。
使い道ですが、自治会費には、以下のような費用が含まれる場合が多いと思います。
- 管理費用:共用部分の蛍光灯やごみ袋の購入費用、引っ越してきた人に渡す鍵やゴミ捨て場のカギの制作費、その他みんなで使う備品の購入費用などが含まれます。
- 公共料金:共用部分の電気、水道、ガスなどの料金が含まれる場合があります。僕の住む都営住宅では、共用部分の水道料金が自治会費から支払われています。
- 町会費やご近所付き合いのための費用:地域のイベントや行事、街づくり活動などを行っている町内会に全員加入しています。年度ごとにまとめて自治会費から支払っています。その他、ご近所の方が亡くなった際の香典もだしています。こういった地域の活動や地域への貢献活動などに使われる場合があります。
自治会費の相場は、住宅の規模や地域の特性、活動内容などによって異なりますので、具体的な金額は住宅の自治会に直接お問い合わせないとわからないので、現実的には入居するまで知ることができないのが現状です。
都営住宅の自治会の活動。
自治会の活動は、集団生活を円滑にするための取り決めをしたり、自治会費を集めて住宅全体で必要な備品を購入したりしています。
僕の住む都営住宅の自治会費は1ヶ月1,500円。
このお金の使い道は、正直、入居したばかりのころは全くわかりませんでした。
毎月、月初めの日曜日の朝に、住民が集まって住宅の周りの掃除と集金があります。(高齢者や障害をお持ちの方は掃除は免除。)
住んでいて自治会と関わるのはこの1日のみ。1ヶ月に1度の掃除と集金のみです。
あとは回覧板が週一ぐらいで回ってくる以外に、自治会の存在を感じることはありません。
自治会長は持ち回りで順番に住民の人がやってます。
入居の時に引越しの挨拶に伺いましたが、
「自治会長になったばかりでよくわからなくて…」
ということで、いろいろな決まり事を聞きたかったけど聞けませんでした。
例えば網戸の取り付けは自治会長の許可が必要と、都営住宅の「すまいのしおり」には書いてありましたが、実際には「どうぞご自由に。個人でつけてください。」って感じです。
自治会長さん本人も網戸の取り付け方がわからなくて、
「島忠で買ってきたけど付けられなくて。」
ってな状況でした。
そんな感じで住民達が運営する自治会というものは、かなりユル〜い感じで運営されています。
都営住宅のご近所付き合い。
そんなユルイ雰囲気の都営住宅のご近所付き合いは、これまたとってもユルイ感じ。
まだ入居して間もないこともありますが、お隣さん、下の階の人、自治会長以外は、ほとんど顔も分かりません。
とりあえず同じ住宅に住んでいそうな人には、顔を合わせたら挨拶する程度。
新参者でドキドキしていましたが、皆さん気持ちは同じ、
静かに長く暮らしたい。
なのでしょう。なのでご近所トラブルはまず起きない雰囲気ですよ。
これから先、長く住んでいけば何かしらの変化もあるかもしれませんが、現在のところ、全く困ったことのない都営住宅のご近所付き合いと自治会です。
まとめ
都営住宅のご近所付き合いは、安い家賃で住む魅力的な選択肢として人気ですが、自治会やご近所付き合いに対するイメージが気になる方も多いですよね。しかし、今のところの印象としては、実際にはかなりリラックスした雰囲気で運営されています。
月に1度の掃除と集金が主な活動とされています。自治会費は1,500円で、自治会の存在を感じるのは集金と掃除をするこの1日だけ。他の日は回覧板が回ってくる程度で特に関わることはありません。
自治会長は持ち回りで順番に住民が担当し、ご近所付き合いも同様に、新参者でも特に気を使わず、お互いに静かに長く暮らしたいという共通の気持ちで、お隣や下の階の人とは顔を合わせたら挨拶しますがその程度。なので特に問題はありません。今後の変化もあるかもしれませんが、現在は全く困ったことのない、ユルい雰囲気の都営住宅のご近所付き合いと自治会で安心しました。