都営住宅の自治会長になりました!仕事の内容をご紹介します。

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住み始めて3年半。都営住宅の自治会長になりました。

これから自治会長になる人は、都営住宅の自治会長の仕事内容ってどんな感じなんだろう?と不安があるかと思います。

そもそも自治会長には誰がなるの?という疑問もあるかと思いますが、決め方も住んでいる団地によって違いがあります。

ずっと同じ人がやっている場合もあれば、毎年、住民が集まって決めるという場合もあるでしょう。

僕の住む都営住宅では、2棟ある住宅の世帯が多い方から2人、少ない方から1人の役員が順番に回ってくる当番制みたいな感じです。

その中の1人が代表として自治会長、残りの2人が副会長という訳ですね。

こうして順番が回ってきた自治会長の仕事の内容についてお伝えしようと思います。

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都営住宅の自治会長の仕事内容。

まずは気になる自治会長の仕事内容ですが、

  • 自治会費と備品の管理。
  • 都営住宅の共用部分の電気の交換。
  • JKKからの連絡の対応。
  • 水道管の清掃の申し込み。
  • 新しく入居した人への対応。

基本的にはそんなところでしょうか。1つずつ内容を説明すると、

自治会費と備品の管理について。

自治会費は以前は1ヶ月で1世帯あたり1,000円を、1ヶ月に一回のみんなで集まって住宅周りの掃除をする時に集めていましたが、2年前からこの集団清掃を廃止して、業者に委託する事になりました。

その費用は共益費として、家賃と一緒に公団の方に振り込むので、自治会費の徴収という自治会長の最も面倒な仕事が無くなっています。

ですが、その他にも必要な経費があるので(自治会費の使い道は後ほど)、1世帯あたり1ヶ月150円の自治会費を一年分で1,800円集めます。

毎月の徴収よりもずいぶん楽になりました!

途中から入居してきたご家庭からは、残りの月の分を貰いに行きます。

この自治会費の使い道は、

  • 共用部分に使う蛍光灯。
  • ゴミ袋などの備品の購入。
  • 業者による水道管の清掃費用。
  • 歳末助け合い運動などへの募金。
  • 町内会の会費。

主にこんな感じです。

共用部分の電気の交換。

次のお仕事は都営住宅の共用部分である廊下や踊り場の蛍光灯の交換。

脚立を使っての交換は少々面倒くさいですが、しょっちゅう切れる訳ではないので1年間に2〜3回ぐらい。

お年寄りには厳しそうな仕事なので、若い人が頼まれる事もあります。

先ほどの自治会費で交換用の蛍光灯を切らさないように、ある程度まとめて購入して集会所に置いておきます。

JKKからの連絡の対応。

自治会長になるとJKKから連絡や封筒が届く事があります。

先日はJKKから防災訓練を行なっているか?のアンケート用紙が送られてきましたので記入して返送しました。

この3年半で防災訓練はありませんでしたが、本来なら定期的に行った方が良いですね。

他には集会所の消防点検があるので、その日程は集会所の鍵を開けておくようにと連絡があったり、実際に作業をする人が「自治会長さんですか?」と挨拶に訪ねてきたので対応したり、掲示板に貼っておく紙が送られてきたり…自治会長としてJKKと住民の間を取り持つための細々とした仕事があります。

水道管の清掃の申し込み。

水道管の清掃の申し込みは、1年に一度。申し込み用紙が送られてくるので、現在の入居者の情報(空き部屋や長期不在の部屋など)と代表者として自分の連絡先等を記入して返送します。

これは1年に一度の事ですし、簡単なものです。

新しく入居した人への対応。

都営住宅に当選して入居する時の説明会で、引っ越しをしたら自治会長に挨拶に行き、自治会に入るように言われたかと思います。

わが家も引っ越した時に、隣りの方に挨拶に行き、自治会長が誰かを聞いて挨拶に行きましたが、若奥さんで

「まだ引っ越したばっかりでよくわかんないんです〜」

といった感じでした。いざ自分が自治会長になったところ、新しく入居した人が挨拶に来る事はなし!

実は都営住宅には住宅ごとに連絡員という人が存在します。(居ない住宅もあるのかな?)

新しく入居した人の情報とかは、どうやらこの連絡員の方のほうにいくようで、僕が入居した時にもこの連絡員さんからゴミ捨て場の鍵をもらったり、掃除当番のことを教えてもらったり、連絡員さんに色々と教えてもらいました。

この仕事をするのは連絡員の方のようですね。

自治会長のその他の仕事。

都営住宅の自治会長の仕事はだいたいこのぐらいで、それほど大変という訳でもないのですが、地味にこまごまありますので大変と感じるかもしれません。

他にも突発的に発生する仕事もあります。

例えば敷地内や近隣の道路に不法投棄されたゴミの処分…

都営住宅のゴミ置き場や敷地内のちょっとしたスペース、隣接する公園なんかは不法投棄する人に狙われやすかったりします。

そんな時にはまずは住んでいる地域の清掃局に連絡して、不法投棄として無料で回収してもらえる場合もありますが、ゴミの種類によっては有料の回収になります。

自転車置き場の自転車の撤去もこの際やってしまいたい事ではありますが、自転車の撤去はなかなか難しく、当然ですがお金がかかります。

都営住宅の自転車置き場の自転車を撤去するには?
都営住宅には屋根付きの自転車置き場がありますが、その大きさには基準があります。 その基準は、世帯数×1.5台分。 もちろ...

こういった事に必要になるお金は自治会費の蓄えの中から使う訳なので、不法投棄が起こらないように目を配ってもらうとか、不用な自転車を置かないようにとか、チラシを作って掲示板に貼ったり回覧板で回したりするのも必要に合わせてやっていくのも仕事になります。

都営住宅の自治会の役割とは?

要するに都営住宅の暮らしが快適になるようにするのが自治会の役割ですので、そういった事を率先してやるのが自治会長の仕事という事になります。

そうは言ってもなかなか出来ず、何年も変わらないというのが現実ですし、実際には僕も必要な事以外の仕事には取り組めておりません。

任意の団体ですし、JKKと連携を取る事はあっても一般のマンションの管理会社や管理人のような人はいませんので、自主的な活動を行っていきます。

何かをやるにもJKKに要望を出すのにも住民の同意が必要ですし、活動に消極的な方も多くいらっしゃいます。

長らく住んでいるご意見番みたいな人も居ますし、自治会長としましては、まぁみなさんから不満が出ないようにこなして1年間の任期を無難に終わらせるのが良いのかな?