都営住宅に入居できることになり、下見や鍵の受け取りを済ませたら、引っ越しの前に色々と快適な暮らしのための準備をしました。
基本は退去の時に現状復帰ができる範囲でのプチリフォーム。
大掛かりに穴を開けたり工事をしたり、そんなリフォームには、出て行く時の多額の修繕費用を覚悟するか、JKKに申請して許可を得る必要があります。
ですがお役所仕事のJKK、やむを得ない理由が無ければ、リフォームの許可はまず得られません。
なので、現状復帰が可能な簡単なリフォーム、いわゆるプチリフォームをしました。
今回は生活の中でも大切な場所、キッチンとダイニングの床にクッションフロアを貼ったので、その模様をお届けいたします。
もくじ
都営住宅のキッチンの床。
夫婦と子供の3人家族で申し込んだ都営住宅は、3人以上の家族向け。間取りは3DKで、広さは50㎡ちょっとです。
ダイニングキッチンはちょっと”いびつな形”ですが、広さは6畳以上ありますね。
そこの床はこんな感じ。
新品かな?キレイな板張りの床でした。
もちろんこのままでも問題無さそうなんですが、鉄筋コンクリート造りの床に板を貼り付けた感じで、
- ちょっと冷たい感じ。
- 滑りやすい。
- 板が薄くて固い床。
これらを改善するには、マットやラグ、カーペットを敷く方法もありますが、掃除のしやすさ、見た目のキレイさから、頑張ってDIY!クッションフロアを自分で貼ってみました。
子供が走り回ったりした時の防音効果もありますね。
計り売り!東リとかサンゲツのクッションフロアを必要な分だけ購入しましょう。
クッションフロアの貼り方。
床のサイズを計ります。それより大きくクッションフロアを購入して、カットして貼る。
単純にこれだけですよね。
クッションフロア用のボンドで貼る方法と、クッションフロア用の両面テープで貼る方法があり、やはりボンドの方がキレイに貼れますが、ここは剥がすことと手軽さを考えて両面テープで貼りました。
ちゃんとした貼り方はこういったページを参考にしてくださいね。
キレイに貼る方法にはいくつか専用の道具が必要なんですが、僕は使わないで貼りました。
使った道具は
- 鉄のメジャー
- 鉄の定規(30センチ)
- カッターナイフ
- ハサミ
鉄のメジャーは家にあった物で、後は新たに購入しました。(100均で。)
それでも仕上がりはこんな感じ
どうですか?高級感が出てませんか?それに暖かみもあるし、クッション性もあります。
剥がせる両面テープは退去の時も安心。
専用の道具を使わないクッションフロアの貼り方のポイント。
このように、コーナーカッターや地ベラを使わないでクッションフロアを貼る場合の重要なポイントは、サイズをキッチリ測ること。
そしてカットするのは壁側にすることです。
余白は少な目にカットして、つなぎ目部分を購入したままの真っ直ぐな側にすると、キレイに繋がりますよ。
182センチの幅で売っているので、2枚を張り合わせました。
貼った部分と貼ってない部分
中央に購入したままの辺を、壁側をカット、ポールの部分もくり抜いて。
壁側の長い辺はハサミでカットしました。ハサミでも簡単に切れるので、カッターと定規を使うよりも楽です。
壁側やコーナー部分のカットは鉄の定規をグッと力強く押し込んで、当てながらカッターでカット。
角の部分も気を使いますが、切り過ぎないように慎重にカットします。
(なんですが、少しだけ小さめを意識して切らないと、無理やり押し込んでクッションフロアを置いた時に、フロアの真ん中とかが浮いてしまうんですよね。)
仮置きして浮いてしまった時は、もう一度定規を当てて少し小さくカットしましょう。
両面テープで貼っていき、つなぎ目を埋める。
仮置きする前に、両面テープを床に貼っておいた方が良いですね。
仮置きしたクッションフロアを半面めくり、ズレないように中央から端に向かって貼っていきます。同様にもう半面。
それなりの重さがあるので、ちゃんとカットしてあればズレたり浮いたりしないと思いますが、念のためにしっかり押さえながら貼りましょう。
最後にクッションフロア用継なぎ目処理剤を使って、継なぎ目を埋めておきます。
これをしないと、キッチンという場所柄、継なぎ目部分のすき間にこぼれた水や埃、油なんかが染み込んでしまいますからね。
ちゃんとした専用の物を使いましょう。
素人でも簡単?ポイントのまとめ。
初めてのクッションフロア貼り。素人でも簡単?と聞かれたら、
難しくないけど大変です。
大きな面積に貼っていくので、1人では無理でしょうね。
ちなみにこの作業をしている時に、お隣さんに「業者さんが来てるのかと思った。」と間違われました。
素人が簡単な道具だけで貼るクッションフロアの貼り方のポイントをまとめると、
- サイズをキッチリ測る。
- 余白は少な目にカットする。
- 繋がる辺を購入時の真っ直ぐな辺にする。
です。
そして、道具は簡単な道具を使っても、両面テープや継なぎ目処理剤は専用の物を使いましょう。