都営住宅に住んでいます。都営住宅にはエアコンや網戸が無くて自分で付けなければならなかったり、公共の建物である公団には、普通の賃貸住宅とは“ちょっと”違った規制で成り立っています。
家賃は本当に安いの?自治会は?ご近所付き合いは?
色々と謎???が多いですよね。そんな都営住宅、いわゆる団地の暮らしぶりや、実際の部屋の様子、知っておいた方がお得な申し込み方法などを書いていきたいと思います。
申し込み〜入居まで。
申し込みから入居までの期間は長いです。
順調に当たったりポイント方式で入居資格を得られたとしても、申し込みから入居までの期間はおよそ8ヶ月。
資格審査→実態調査→入居説明会→登録のお知らせ。
(ここから空き住宅の待ち期間、空きが出たら)
入居説明会→住宅の下見→入居手続き→許可された期間内に入居(引っ越し)
この間、何度か青山のJKK東京に足を運ぶことになりますね。
都営住宅の募集は、部屋が空く予定?空き部屋の見込みで募集されますので、予測通りに空き部屋が出なかった場合には、住宅のあっせんまで、待ち期間を含めて一年以上かかることもあります。
住むところに困っている人に安い家賃で貸し出す住宅なのにおかしな話ですね。
check!都営住宅の入居体験談。
いよいよ公団に住めるよ!入居手続きをして住宅使用許可書の交付と入居の日。
都営住宅のお部屋について。
ちょっと古くさい規制のおかげで、都営住宅の部屋は広さがしっかり確保されています。
多分、高度経済成長期の平均的な生活水準が基準になっているんですよね。
鉄筋コンクリートで造りもかなり頑丈ですし、もちろん偽装建築もないでしょう。
ただし、昭和50年代築ぐらいの都営住宅のお風呂やトイレ、洗濯機置き場はかなり時代遅れのまま。
check!ちょっとしたリフォームで快適に。
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都営住宅で工事不要のお風呂の湿気対策、安全対策アイデア実践。
お風呂場のカビ対策に!木製すのこはクエン酸でゴシゴシ洗えば大丈夫!
それから給湯設備はお風呂だけ。エアコン、網戸、そしてトイレの蓋がありません。
取り付けられない?いえ、これなら取り付けられます〜都営住宅の網戸。
自己負担、自己責任で取り付けるので、故障した時も自己負担で修理。部屋は安い家賃で提供してくれますが、それ以外の部分は自己負担が多いです。
要するに屋根のある丈夫な箱を貸してくれるんですね。
check!僕のリフォーム方法をまとめました。
都営住宅を自分でリフォーム!どこまでできる?DIY。
ご近所付き合いについて。
都営住宅には自治会があります。
僕の住む都営住宅では、月に一度、みんなで集まって掃除する日があり、その日に自治会費の回収があります。
連絡事項は掲示板か回覧板が回ってきますが、連絡事項はほとんど無し。
同じ棟の人とも軽く挨拶する程度で、お付き合いはほとんどありません。若者や小さな子供も意外と多いですよ。
自治会費は1,500円から3,000円と言われています。僕の住む都営住宅は1,500円です。
この辺りは住む住宅によって違いがあるでしょうし、部屋も選べません。下見は入居が決まってからですし、隣人についてはまさに運任せですね。
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都営住宅のメリットとデメリット。
都営住宅のメリットは、何と言っても家賃が安いこと。近隣の同等の賃貸住宅と比較して、1/3〜1/2に設定されています。
(ちなみに家賃は後払い。月末までにその月の家賃を支払います。)
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いくらか知りたい?相場よりかなり安い都営住宅の家賃の計算方法。
更新も無いので更新料もありませんが、入居の際の敷金礼金の代わりに、保証金として2ヶ月分の家賃が必要ですが、入居前に苦労するのが保証人探し。
条件がなかなか厳しく、保証人会社は使えません。
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それから家財保険や家財保険などの住宅保険も、自分で探して自分で加入します。
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都営住宅の火災保険と家財保険は自分で加入!賃貸向けの火災保険でトータルサポート。
こうして長い道のりを辿って入居できる都営住宅ですので、できるだけ快適に、長く暮らせるようにしたいですね。
入居方法や申し込みについては、JKKのホームページにも詳しく出ていますが、主に手続きやルールについて。JKKのホームページには書かれていない実際の様子などを、できるだけ詳しくお伝えしていきたいと思います。
都営住宅に住みたい!
少しでもそう思っている人のお役に立てれば幸いです。
拙い文章ですが、読んでいってくださいませ。
*実際に住み始めてから必要な物をまとめた記事もあります!


