都営住宅で工事不要のお風呂の湿気対策、安全対策アイデア実践。

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都営住宅、いわゆる公団ですね。

平成築の公団では、おそらく大丈夫なんでしょうが、数多く残る昭和50年代に建てられた都営住宅では、不便と感じる点や古い作りのままの部分もあります。

中でも最も気になったのがお風呂場。

お風呂場の床はコンクリートのままですし、入り口の段差、浴槽までの高さも高く、お年寄りや小さな子供さんにはかなり不便な場所です。

このお風呂場を、なるべくお金をかけずに安全に、快適に、さらに湿気とカビ対策まで考えたプチリフォーム?の方法をお伝えしたいと思います。

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床に置いた2つのすのこ。

単純に思いつくのはすのこを置くこと。

サイズのバリエーションの多い木のすのこの中でも、カビにくくて浴室に適しているのは檜のすのこ。

高さは10センチぐらい必要で、すのこの一般的な高さは3〜3.5センチなので、

高さ的に、3枚重ねる?

これじゃあちょっと掃除などが面倒ですね。

排水口の部分は、すぐに掃除しやすいように、簡単に開けられるようにしたいですし。

で、すのこの種類を色々と調べまくって、サイズも合いそうな物を探しました。

高さがあるすのこ、そして軽いすのこ、防カビ仕様、そんな条件で見つけた2種類のすのこを組み合わせました。

出来上がったのがこんな感じ。

どうですか?なかなかの自信作です。

キレイ、快適、安全と、求めていた形に近いです。

上のすのこを外すとこんな感じ。

上に置いたすのこはめちゃくちゃ軽いすのこなので、こうやって外すのも楽々です。

入浴後は上のすのこを外しておけば床まで乾いてくれます。

下のすのこも軽いので、排水口の部分だけ外せば排水口に貯まった髪の毛などのゴミもすぐに取れますよ。

お風呂場のプチリフォームで買い揃えた物。

プチリフォームという程のことでもないんですが、このお風呂場も軽いDIY。

自分で工夫して、DO it yourself!です。

下に置いたすのこ。

まず下に置いたすのこは、実は押入れ用のすのこ。

強度がちょっと弱いんですが、上にもすのこを置けば問題ありませんし、防カビ仕様のすのこです。

下のすのこに選んだこのすのこは、高さが7センチ程なので、上に3〜3.5センチぐらいのすのこを置けば、

浴槽の下の隙間にほぼピッタリ!

プラスチックノコギリで簡単に切れるすのこなので、大きさも自分で調節できます。

3セットの6枚を購入して、カットして床に合うようにしました。

浴室入り口の段差の解消にもちょうど良いです。

上に置いたすのこ。

上に置いたすのこは、軽くて丈夫なすのこ。

実はしっかりしたプラスチックのすのこにしようと思って、ネットで間違えて買っちゃったんですが、

これが大正解!

樹脂製のすのこってバスマットみたいにグニャっと柔らかいのかな?と思っていましたが、しっかり強度もあって、驚くほど軽いです。

浴室を乾かすためのもう1つの工夫が扇風機。

もう1つ、お風呂場の問題は、

換気扇が無いこと。

入浴後の湿気を逃がすことが出来ません。なので扇風機を設置しました。

脱衣所で洗濯機置き場にもなってるスペースに、何かを取り付けるための木枠があったので、ここに壁掛けタイプの扇風機を設置。

壁掛けタイプなら場所も取りません。

脱衣所から浴室に向けて風を送ってやれば、湿気対策、カビ対策にもなります。

本当は乾燥させるにはサーキュレーターの方が良いんですが、出し入れの手間を考えて邪魔にならない壁掛け扇風機にしました。

仕上げはカビ防止剤。

我ながら大満足の出来栄えで、子供も快適に入浴していますが、やっぱり気になるお風呂場のカビ。

仕上げにカビ防止剤を使用しておきます。

バルサンみたいな煙を充満させるヤツと、スプレーの防カビ剤をダブルで使用することで、カビの発生をかなり抑えられます。

効果が続く期間は2ヶ月ほどなので、2ヶ月に1度、一年に6回やっておくと良いと思います。

これで快適、安全、防カビ!お風呂場にありがちな問題をほぼ完璧にクリアです。

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