都営住宅に無いものの中で、「無くて困る物」のナンバーワン。それがエアコンです。
今のご時世、エアコン無しでは正直かなり厳しいですよね。
特に夏は命に関わるレベルですし、「どうして最初から付いていないの?」と疑問に思う方も多いはずです。
おそらくですが、都営住宅はエアコン付きにしてしまうと、故障時の修理や交換費用を都が負担する必要が出てきます。そのコストを避けるため、あえて設置されていないのだと考えられます。
都営住宅は退去時の原状回復が基本です。
そのため、一般的な賃貸とは少し違った注意点があるというのが済んでみてわかった特徴です。
この記事では、都営住宅にエアコンを取り付ける際のルールや注意点、さらに2台目を設置する場合のポイントまで、わかりやすくまとめていきます。
都営住宅にエアコンは取り付けられる?
まず気になるのがここですよね。
結論としては、都営住宅でもエアコンは自分で取り付け可能です。
部屋にエアコンが最初から付いていない場合でも、自分で設置することはできます。
実際に僕が住んでいる都営住宅でも、1部屋には以下のようなエアコン用の設備が用意されています。
- 配管用の壁の穴
- エアコン専用コンセント
- 室内機を固定するためのボルト
一見すると「エアコンがすぐに取り付けられそう」と感じますが、ここにも注意点があります。
ボルトのサイズに注意
意外と見落としがちなのがこの部分です。
壁にあるボルトが、すべてのエアコンに対応しているわけではありません。
機種によってサイズが合わないケースもあります。
そのため、購入前に設置可能か確認することが重要です。いざ取り付け当日に追加費用が発生したり。取り付けできないという事もありえますので、先に見積りに来てもらう方が安全です。
都営住宅でエアコンを取り付ける時の注意点
壁に穴を開けるのは禁止
まずここは大前提として覚えておきましょう。
都営住宅では、勝手に壁へ穴を開けることは禁止されています。
僕の住んでいる3DKでも、エアコン用の穴があるのは1部屋だけです。そのため、
- 2台目のエアコン
- 3台目のエアコン
と増やしたい場合は、別の方法を考える必要があります。
窓パネルや窓用エアコンで対応する
壁に穴を開けられない場合は、次の方法が一番現実的です。
- 窓用エアコンを使う
- 窓パネルを設置して配管を通す
このどちらかの方法であれば、建物を傷つけずに設置できます。
ただしこの取り付け方の注意点として、
配管を通した窓は開閉できなくなることが多いです。

生活動線にも関わるので、設置場所は慎重に選びましょう。
コンセントの電圧に注意
エアコン設置で見落とされがちなのが電圧です。壁のコンセントなら何でも良いと思っていませんか?
僕の入居した部屋のエアコン用コンセントを見ると、普通のコンセントとは違う形をしています。

「大きなエアコンもいけそう」と思いがちですが、表示をよく確認してください。
多くの場合は「20A-125V」=100V専用です。
つまり、
- 100Vのエアコン → 使用可能
- 200Vのエアコン → 使用不可
最近は200Vタイプも増えているため、購入時は必ずチェックしましょう。
都営住宅でエアコンを2台設置する場合の注意点
ではここからが本題です。2台目のエアコンは取り付け可能なのか?これまで書いてきたように、エアコンの取り付けには設置場所と電源の問題があります。
2台目は追加工事がほぼ必要
都営住宅でエアコンを2台取り付けたい場合、次の工事が必要になるケースが多いです。
- 配管ルートの確保(窓パネルなど)
- 専用コンセントの増設
- ブレーカーへの接続工事
つまり、1台目よりも手間も費用も増えるということです。
配管パイプは小窓から通す
専用の穴が無い場合は、小窓にパネルを設置して対応します。費用の目安は以下の通りです。
- 窓パネル設置:約5,000円前後
比較的安価ですが、見た目や使い勝手には影響があります。
コンセント増設は約3〜4万円
2台目で一番大きいのがこの部分です。
- 専用回路の増設
- ブレーカーからの配線
これらを含めて、約35,000円前後が目安です。
僕の部屋の場合も、玄関にあるブレーカーの空きに専用回路を増設して、そこから設置場所まで配線する工事が必要でした。室内配線はモールで仕上げることが多く、見た目もそこまで悪くはなりませんが、電源の増設にはどうしても費用は高くなってしまいます。
2台目のエアコン取り付けの合計費用の目安
まとめると、2台目設置にかかる費用は次の通りです。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 窓パネル | 約5,000円 |
| 回路増設 | 約35,000円 |
| 合計 | 約40,000円 |
安い場合でこのぐらい。室外機を2段に重ねたり吊り下げにするとなると、もちろんその費用も発生します。それとこれに加えてエアコン本体代がかかりますね。
エアコンを安く取り付けるコツ
都営住宅に住んでいると、できるだけ費用は抑えたいですよね。
僕のおすすめは、ネットで本体を購入して、工事は別で依頼する方法です。
これだけで数万円単位で安くなることもあります。
業者選びは比較がポイント
エアコン取り付け工事は業者によって価格も対応もバラバラです。
そのため、
- 複数見積もりを取る
- 実績や口コミを確認する
この2つが重要になります。
ポイント:都営住宅の施工に慣れている業者を選ぶ
都営住宅のルールを理解している業者なら、トラブルも防げます。
僕も比較して選びましたが、結果的にかなりスムーズでした。
注意:原状回復できるか必ず確認
最後に一番大事なポイントです。
都営住宅は退去時に原状回復が必須です。
つまり、
- 元に戻せない工事
- 壁や設備を傷つける施工
こういったものは後でトラブルになります。安さだけで選ぶと後悔する可能性ありますし、許可や申請が必要な作業については事前にJKKに確認しておきましょう!
まとめ
都営住宅でエアコンを取り付ける際には、いくつかの重要なポイントがあります。
- エアコンは自分で設置可能
- 壁に穴あけは基本NG
- 電圧は100Vが主流
- 2台目は追加工事が必要
特に2台目の設置は、費用や工事内容が増えるため慎重に検討しましょう。
結論として、
「設置条件を確認 → 見積もり → 信頼できる業者選び」この流れが失敗しないコツです。
しっかり準備して、快適な住環境を整えてみてください。

