都営住宅の使用許可書とは?入居手続きの流れと注意点

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入居説明会から、およそ一週間以内に、

・当選した人も、

・ポイント方式で入居資格を得た人も、

ここからもやる事がまだまだあります。

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都営住宅の下見から使用許可書の交付まで

都営住宅の当選後やポイント方式での入居資格を得た場合、まずは指定された期日までに入居の意思を固める必要があります。その後、入居説明会に参加し、住宅の下見を行った上で正式な手続きが進んでいきます。

  1. 下見の実施
    当選後、早めに都営住宅の下見を済ませましょう。下見を終え、入居の意思が固まったら、次に進むのが入居手続きです。
  2. 入居手続き
    入居手続きの際には、東京都からの「住宅使用許可書」が交付されます。この許可書を受け取ったら、いよいよ都営住宅に住む準備が整います。

ちなみに下見ができるのは1日だけ!カメラやメジャーを持参してしっかり下見しましょう!

都営住宅は内見なしで下見は1日!チェックリストで写真を撮ったりサイズを測る!
入居説明会から入居に必要な書類の提出までおよそ3週間。 その間に1度だけ都営住宅の下見をする事ができます。 (そう、都営住宅では...

そして入居までで重要なポイントの一つが、「住宅使用許可書」です。

下見を済ませて入居の意思が固まり、指定された期日までに入居の手続きをすると、

東京都から住宅使用許可書が交付され、

いよいよ念願の公団に正式に住む事ができるようになります。

ここから先も、大変な引っ越しや、提出しなければならない書類や手続きが少しありますが、

とにもかくにも必要な書類を準備して、入居手続きをして、住宅の使用を許可してもらいましょう。

住宅使用許可書の交付と必要書類

「住宅使用許可書」の交付には、結構、重要な書類と手続きが必要です。特に以下の2つの書類は、入居手続きに欠かせません。

1. 保証金の納付

都営住宅には敷金や礼金が不要ですが、保証金を納付する必要があります。保証金の金額は家賃の2ヶ月分で、家賃に応じて異なります。納付後には収めたことが確認できる納付書(領収書)が手続きに必要ですので、忘れずに持参しましょう。

  • 納付場所:銀行(コンビニでの入金はできないので注意)
  • 必要なもの:保証金納付書

コンビニでの入金ができない点には注意ですね。銀行の窓口が開いている時間に入金しに行きましょう!

2. 保証人の請け書

都営住宅に入居するためには、以前は保証人を立てる必要がありました。

都営住宅の保証人の条件はけっこう厳かったです。

保証人は収入などの条件を満たしている必要があるため、早めに確認しておきましょう。請け書には保証人の署名が必要ですので、事前に準備しておくことが大切ですし、確実に”本人”に書いてもらわなければならないので、早目にコンタクトを取っておいて、書いてもらう段取りを組んでください。

(わが家でも1人目の保証人候補の方は、ギリギリで収入条件を満たしていませんでしたので、慌てて2人目のところへ出向いて書いてもらいました。)

  • 必要なもの:請け書(保証人の署名が必要)

もし保証人が見つからない場合は、誓約書を提出し、後日保証人を立てることを誓約することができます。

住宅使用許可書の交付。

大切なのは上記の2点の書類です。

保証人が見つからなかった場合は、これに加えて誓約書(後日、保証人を見つけることを誓約する書類)が、請け書に代わって大切な書類になります。

これらの書類を忘れずに持ち、指定された日時に、すでにお馴染みの青山のJKK東京に行って、入居手続きをします。

JKK東京で入居手続き。

受付で番号札を渡されて、椅子を並べられた待合スペースで呼ばれるのを待ちます。

どうやら受付した番号順なので、時間を前後して行っても大丈夫です。少し早く着いて指定時間まで時間を潰したので、ちょっと無駄な時間を過ごしてしまいました…

呼ばれたら必要書類が揃っていることを確認して、ついに

都営住宅の使用許可書

が交付されます!

この使用許可書を持って、管轄のJKK受付センターへ行けば、いよいよ自分の部屋の鍵を渡してもらえます!

ここからはいつでも、自分の部屋として出入りすることができます。

都営住宅の使用許可日。

とはいえ鍵を貰ったらすぐに入居できる訳ではありません。

都営住宅には使用許可日があります。いつから入居しても良いのか?という日です。

わが家の場合は10月1日が入居しても良い日。

9月22日に鍵をもらい、10月1日までの期間は、部屋に入って掃除をしたり、小さな荷物ならば運びこんでも良かったです。

そして、入居許可日から15日までに、引っ越しをして入居。

これも入居の条件です。

本格的な都営住宅への引っ越し準備が始まりますよ。

まとめ

都営住宅に入居するための手続きは複雑ですが、必要書類を揃えてスムーズに進めれば、「住宅使用許可書」の交付を受け、念願の都営住宅での生活がスタートします。保証金の納付や保証人の請け書の準備など、事前にしっかりと確認しておくことで、手続きを円滑に進めましょうね。

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