入居説明会から、およそ一週間以内に、
・当選した人も、
・ポイント方式で入居資格を得た人も、
ここからもやる事がまだまだあります。
もくじ
都営住宅の下見から使用許可書の交付まで
都営住宅の当選後やポイント方式での入居資格を得た場合、まずは指定された期日までに入居の意思を固める必要があります。その後、入居説明会に参加し、住宅の下見を行った上で正式な手続きが進んでいきます。
- 下見の実施
当選後、早めに都営住宅の下見を済ませましょう。下見を終え、入居の意思が固まったら、次に進むのが入居手続きです。 - 入居手続き
入居手続きの際には、東京都からの「住宅使用許可書」が交付されます。この許可書を受け取ったら、いよいよ都営住宅に住む準備が整います。
ちなみに下見ができるのは1日だけ!カメラやメジャーを持参してしっかり下見しましょう!
そして入居までで重要なポイントの一つが、「住宅使用許可書」です。
下見を済ませて入居の意思が固まり、指定された期日までに入居の手続きをすると、
東京都から住宅使用許可書が交付され、
いよいよ念願の公団に正式に住む事ができるようになります。
ここから先も、大変な引っ越しや、提出しなければならない書類や手続きが少しありますが、
とにもかくにも必要な書類を準備して、入居手続きをして、住宅の使用を許可してもらいましょう。
住宅使用許可書の交付と必要書類
「住宅使用許可書」の交付には、結構、重要な書類と手続きが必要です。特に以下の2つの書類は、入居手続きに欠かせません。
1. 保証金の納付
都営住宅には敷金や礼金が不要ですが、保証金を納付する必要があります。保証金の金額は家賃の2ヶ月分で、家賃に応じて異なります。納付後には収めたことが確認できる納付書(領収書)が手続きに必要ですので、忘れずに持参しましょう。
- 納付場所:銀行(コンビニでの入金はできないので注意)
- 必要なもの:保証金納付書
コンビニでの入金ができない点には注意ですね。銀行の窓口が開いている時間に入金しに行きましょう!
2. 保証人の請け書
都営住宅に入居するためには、以前は保証人を立てる必要がありました。
都営住宅の保証人の条件はけっこう厳かったです。
保証人は収入などの条件を満たしている必要があるため、早めに確認しておきましょう。請け書には保証人の署名が必要ですので、事前に準備しておくことが大切ですし、確実に”本人”に書いてもらわなければならないので、早目にコンタクトを取っておいて、書いてもらう段取りを組んでください。
(わが家でも1人目の保証人候補の方は、ギリギリで収入条件を満たしていませんでしたので、慌てて2人目のところへ出向いて書いてもらいました。)
- 必要なもの:請け書(保証人の署名が必要)
もし保証人が見つからない場合は、誓約書を提出し、後日保証人を立てることを誓約することができます。
住宅使用許可書の交付。
大切なのは上記の2点の書類です。
保証人が見つからなかった場合は、これに加えて誓約書(後日、保証人を見つけることを誓約する書類)が、請け書に代わって大切な書類になります。
これらの書類を忘れずに持ち、指定された日時に、すでにお馴染みの青山のJKK東京に行って、入居手続きをします。
JKK東京で入居手続き。
受付で番号札を渡されて、椅子を並べられた待合スペースで呼ばれるのを待ちます。
どうやら受付した番号順なので、時間を前後して行っても大丈夫です。少し早く着いて指定時間まで時間を潰したので、ちょっと無駄な時間を過ごしてしまいました…
呼ばれたら必要書類が揃っていることを確認して、ついに
都営住宅の使用許可書
が交付されます!
この使用許可書を持って、管轄のJKK受付センターへ行けば、いよいよ自分の部屋の鍵を渡してもらえます!
ここからはいつでも、自分の部屋として出入りすることができます。
都営住宅の使用許可日。
とはいえ鍵を貰ったらすぐに入居できる訳ではありません。
都営住宅には使用許可日があります。いつから入居しても良いのか?という日です。
わが家の場合は10月1日が入居しても良い日。
9月22日に鍵をもらい、10月1日までの期間は、部屋に入って掃除をしたり、小さな荷物ならば運びこんでも良かったです。
そして、入居許可日から15日までに、引っ越しをして入居。
これも入居の条件です。
本格的な都営住宅への引っ越し準備が始まりますよ。
まとめ
都営住宅に入居するための手続きは複雑ですが、必要書類を揃えてスムーズに進めれば、「住宅使用許可書」の交付を受け、念願の都営住宅での生活がスタートします。保証金の納付や保証人の請け書の準備など、事前にしっかりと確認しておくことで、手続きを円滑に進めましょうね。
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