家族向け都営住宅の入居条件。抽選方式とポイント方式の違いは?

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都営住宅をはじめとした、全国各地にある自治体が提供する、家賃が安い公団住宅。

公団住宅には、それぞれの自治体が定める応募条件があります。

東京都の公団住宅である都営住宅に入居できる条件は以下の5つ。

都営住宅の入居資格

  1. 東京都内に住んでいること。
  2. 同居している親族がいること。
  3. 所得が定められた基準内であること。(3人家族でおよそ年収260万円以内)
  4. 住居に困っていること。
  5. 暴力団員ではないこと。

ですが、ポイント方式で申し込む場合には、少しだけ違う条件があります。

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少し厳しいポイント方式の入居条件。

東京都内に住んでいること。

ポイント方式の場合に、抽選方式とは違う点は、まずは項目の1、東京都に住んでいること。

抽選方式では住民票で東京都内に住んでいることを証明できれば良いのですが、ポイント方式では3年以上、引き続きで居住していなければなりません。

入居をする人の状況

次に抽選方式とは違う点がもう1つ。

項目が1つ増えまして、入居する人の状況についての条件があります。

  1. ひとり親世帯。(母子・父子家庭で子供が20歳未満)
  2. 高齢者世帯。(60歳以上の申し込み者と、57歳以上、もしくは18歳未満等の同居者)
  3. 心身障害者世帯。(身体・精神・知的障害者とその家族)
  4. 多子世帯。(同居する18歳未満の児童が3人以上。)
  5. 特に所得が低い一般世帯。(3人世帯の場合1,140,000円以内)

このどれか1つに当てはまる事が条件になります。(カッコ内はおよその内容です。)

5項目目の一般世帯にも条件があり、世帯全員が40歳以上、もしくは18歳未満の児童で構成されているという条件もあるので、40歳以上の子育て世代の方は申し込みができますね。

それ意外の資格条件は同じです。

ポイントが加算される条件。

このような条件の元で、資格の優先順位が決められ、同じ住宅に申し込んだ人の中から1番ポイントの高い人が、第1候補として資格審査を受けることになります。

詳しいポイントの計算方法はわかりませんが、ポイント方式の申し込み用紙には、各項目を記入する欄がありますので、チェックポイントが多い方がポイントは加算されると思われます。

この項目はおよそ26項目!

(更に細かく見ればおよそ40項目!)

障害者や介護が必要な同居人がいるのかなどの入居する人の状況にとどまらず、部屋の数、台所やトイレやお風呂の状況、騒音や建物の老朽化、日照時間などの生活環境まで記入する欄があります。

書き方としては、この申し込み用紙で、遠慮せず、現在の状況を詳しく書いて、住宅の必要度をアピールしましょう。(嘘は書いてはいけませんよ。)

自分がどのくらいポイントが加算されそうか?申し込み用紙を1度じっくりと見てみてください。