都営住宅の当選確率は非常に低いですね。
応募しても当選する訳がない…と最初から諦めていませんか?
都営住宅の抽選には当選確率が上がって有利になる世帯があります。
それが現在育児の真っ最中!小さな子供が2人以上いる家庭です。
当選確率のアップ率はなんと7倍!例えば倍率が30倍の都営住宅だとしても、この制度の適用で当選率はおよそ1/4に跳ね上がります。
どうですか?かなり希望の持てる確率ですよね。
他にも当選確率が上がる場合もありますので、その条件などを見ていきましょ〜
もくじ
都営住宅の子育て支援とは?
都営住宅の多くは高齢化の問題を抱えています。住民の高齢化が進むにつれ、自治会の運営などに影響が出てきているということは、実際に住んでいても強く感じる部分ですね。
管理人も管理会社もない都営住宅では任意の自治会の活動(掃除や電灯の交換など)が無いと快適な生活ができません。
ま、ちょっと面倒で不便な部分ではありますが、その分家賃も安いという訳です。
少子化、高齢化に対応するために、都営住宅には子育て世帯に対しての優遇制度として当選確率のアップがあります。
当選確率がアップする条件。
都営住宅の募集は抽選方式とポイント方式がありますが、優遇措置があるのは抽選方式。その抽選方式の募集は、
- 家族向け
- 単身者向け
- 若年夫婦・子育て世帯向け
に分かれています。そしてこの中で子育て支援の優遇措置が受けられるのは、家族向けですね。
若年夫婦・子育て世帯向けも子育て支援策ですが、こちらそもそもは最初から条件に当てはまる世帯しか応募できませんので優遇措置は無いです。
詳しくはコチラ↓
この抽選方式の募集の中の家族向けの募集で当選確率がアップする人は、高齢者世帯や障害者世帯など様々いますが、今回は子育て世帯に限って見ていくと、
*準多子世帯
同居親族に 18 歳未満の児童が 2 人いて、その児童の全員が都営住宅に入居できること。→当選確率5倍。
*多子世帯
同居親族に 18 歳未満の児童が 3 人以上いて、その児童の全員が都営住宅に入居できること。→当選確率7倍。
*小さな子供のいる世帯
同居親族に小学校就学前の児童が 2 人以上いて、その児童全員が都営住宅に入居できること。→当選確率7倍。
というのが条件になります。
おおむね子供が2人以上いらっしゃれば、優遇措置が受けられそうですね。
それからもう一つ、高校修了(18歳の3月31日)までの子供がいる家庭については、所得金額の上限が緩和されるという制度もあるので、もしも子育て中に収入が上がっても都営住宅に住み続ける事ができます。
こんな感じで、そもそも最初から子育て世帯だけを募集する枠もありますし、子供が3人以上の家庭だけを対象とした募集もありますが、それ以外の一般の募集の中にも、子育て中の家庭は当選確率が上がる制度もあります。
子育て中のご家庭は、諦めずに応募を検討してみてはいかがですか?
僕の住む都営住宅にも、最近小さいお子さんが2人いらっしゃる家族が引っ越してきました。若い家族が増えると、活気も出るし嬉しい気持ちになりますね。