都営住宅に住みはじめて、最初の頃は格安SIMのモバイルルーターで自宅のインターネットを使っていました。
ちなみに最近のおすすめのモバイルルーターは、ポケットモバイルのモバイルWi-Fi。
都営住宅でもパソコンでインターネットを利用するのには、モバイルルーターが1番手軽な方法ですし、月額料金も安くて工事不要、YouTubeなどの動画視聴でも問題ない速度です。
外出先にも手軽に持ち運んで外でもインターネットに接続できて便利ですし、光回線じゃなくても、とりあえず自宅でインターネットを利用したいだけなら一番手軽でおすすめの方法です。
ポケットWiFiのおすすめは契約期間の縛りがなくて月額料金も最安級の【縛りなしWiFi】。契約期間の設定でさらに安くなるんです。
40ギガでもYouTubeの動画が1日3時間程度も見られますし、1ヶ月ほぼ3,000円程度で料金も安く容量もよほどのヘビーユーザーでなければ問題ないですね。
でもやっぱり何も気にせずストレスフリーな光回線でインターネットを利用したいな〜と思っていました。
ポケットWiFi以外の方法として、都営住宅でインターネットを利用する時に気になるのが、
- フレッツ光などの光回線は使えるのか?
- ソフトバンクエアーなどの置くだけWi-Fiは使えるのか?
また、都営住宅でこれらのインターネットが使えない時に使えるようにする方法もお伝えいたします。
もくじ
都営住宅のインターネット事情。
さて、まずは
都営住宅でインターネットが使えるのか?
を確認するには、やっぱり住宅によって状況が異なります。
JKKのホームページで確認してみると、
インターネット接続には、電話回線、ケーブルテレビの回線、光ファイバー回線を利用した方法がありあます。
各お部屋内への配線方法および利用可能な通信事業者は住宅・住棟・住戸により異なりますのでご注意ください。
いずれの接続方法もご契約、使用料等はお客様のご負担になります。
なお、光ファイバー回線等の敷設がされていない住宅・住棟・住戸は導入までお時間を要する場合や導入できないことがあります。
詳しくは通信事業者にお問い合わせください。
引用:https://www.to-kousya.or.jp/chintai/tomin_s_k/attention.html
つまり、光回線に関しては、導入済みの住宅と、導入していない住宅があるわけですね。
光回線の設備は導入済みの都営住宅か?を確認。
住んでいる都営住宅に光回線の設備が導入済みなのかどうか?
を確認するには、まずはJKKの案内のこちらから導入状況一覧のPDFが見られます。
これを見ると、東京23区ではほとんどの住宅で何かしらのインターネットが導入されていますが、導入されている事業者は様々ですね。その他の確認方法としては、
- 自治会に確認してみる。
- JKKに確認してみる。
- NTTなどの通信事業者に確認してみる。
という方法があります。自治会長や隣の人なんかが知っているかもしれませんが、ご高齢の方だったりするとわからないことも多いでしょう。1番確実なのは通信事業者に確認する方法。
通信事業者は導入済みの物件の情報はバッチリ把握しています。
まずは光回線を使えるのかどうかを確認したい場合は、NTTなどの通信事業者に問い合わせてみましょう。
JKK東京と協定を結んでいる主な通信事業者はこちらです。
回線事業者 | お問合せ先 | 受付時間 |
---|---|---|
東日本電信電話(株) (NTT) |
インターネットのご相談 0120-116116 |
9時から17時 (土曜、日曜、祝日受付、年末年始除く) |
KDDI(株)※ | KDDIブロードバンド キャンペーンセンター 0120-92-5000 |
9時から20時 (土曜、日曜、祝日受付、1月1日、1月2日除く) |
(株)U-NEXT※ | U-NEXT申し込み受付窓口 0120-979-524 |
11時から19時 (土曜、日曜、祝日受付) |
ソニーネットワーク コミュニケーションズ(株) |
NURO光サポートデスク 03-6705-5838 |
事前予約制 (土曜、日曜、祝日受付) |
基本的にはNTTの光回線が導入されているのでNTTに電話で確認して導入済みの物件の場合、話は簡単ですね。
プロバイダーを選んで申し込めば都営住宅でもそれほど時間はかからずにインターネットが使えるようになります。
KDDIが導入済みならauひかりも申し込み可能ですね。
練馬区の築50年近いわが家の住宅は、幸運にも光回線導入済み。
更にラッキーな事に、nuro光のマンションタイプも導入済みでした!
集合住宅での光回線は、もし導入済みであれば、NURO光のマンションタイプが安くて1番おすすめですよ。ただ、NURO光のマンションタイプには最低契約戸数など、導入には条件があります。nuro光のマンションタイプが導入済みかどうかは、こちらのページの「導入済み物件検索・お申し込み」というところから検索できます。
これから都営住宅に引っ越す場合。
引っ越しても引き続き使えるかどうか?
を確認するには、自分が加入している光回線の通信事業者に問い合わせてみましょう。
都営住宅で光回線が使えない場合。
住んでいる都営住宅の建物自体に光回線が通っていない場合。
話はちょっとややこしくなります。
使えるようにする為には、建物内に光回線を引き込む工事が必要になるんですね。
都営住宅では、ビス止めや壁に穴を開けるなどの工事をする場合には、JKKに確認して許可が必要ですので、通信事業者からも管理会社の許可が必要と言われるでしょう。
- どの場所にどのぐらいの穴を開けるのか?
- 工事が必要な理由。
- どのような工事になるのか?
をJKKに申請する必要があるので、契約予定の通信事業者から工事の内容を聞いておく必要があります。
(もしかしたら穴あけ工事不要で、既存の電話線などの利用できる配管が使えるかもしれません。)
工事が必要となると、おそらく都営住宅の自治会で住民の話し合いなんかも必要になるでしょう。
そして住民の同意とJKKの許可を得た上で、光回線を建物に引き込む工事をしてもらう事になります。
ただ最近ではインターネットは特別なものではなく、社会インフラとして生活に必要なサービスとなっているのを背景に、JKK東京への許可申請や共用部の鍵の貸出申込みなどは通信事業者が行ってくれますし、導入可能であれば申請が拒否されることはありません。
流れをまとめると以下のようになります。
インターネット導入までの流れ(有線インターネットの場合)
- インターネット事業者に申し込む
- 自治会で同意の上で、導入したいインターネットサービスの事業者に申し込みを行います。
- 建物内調査(開通が可能か確認)
- 通信事業者が建物内の状況を確認し、インターネットの開通が可能か調査します。
- 通信事業者がJKK東京に申請
- 通信事業者がJKK東京へインターネット開通の申請を行います。
- JKK東京が申請を承諾
- JKK東京が開通の申請を承認します。
- 通信事業者が工事を実施
- 通信事業者が各住戸までの開通工事を行います。
- インターネット開通
- 通信事業者とお客様の間で個別契約を結び、インターネットが開通します。
補足として申し込みから開通までの期間は、通常4〜5ヶ月程度かかります。
都営住宅に光回線を引き込むためには、まずは自治会での承認が、最大にして最初の壁になるでしょう。
それさえ済めば申し込み後の手配は通信事業者とJKKでやり取りしてくれるようですね。
でもどのプロバイダーを選らばべば良いのかわからいという人に、都営住宅でおすすめのインターネット回線をこちらの記事で紹介しています。
工事ができない場合。
配管に不具合があってケーブルが通せない場合や、建物の設備が古すぎるため、光回線の引き込み工事ができない場合もなくはないんです。そうするとこの手続きができませんし、もしくは許可も出ません…
他には住民の同意が得られない(反対する人はいないと思いますが)となると、家でインターネットをするには、光回線は諦めて、
- 電話回線を利用するADSLを使う。(回線速度が遅いです…)
- 工事不要のソフトバンクAirやWiMAXの置くだけWi-Fi(おすすめ)
- モバイルルーターを利用する。
- スマホのテザリングを利用する。事になるでしょう。
ということになるでしょう。
ADSLはもはや絶滅寸前ですし、スマホのデザリングだと通信料が気になる…スマホを持って外出すると自宅でインターネットできない…という問題が…なので、上の中からそれ以外の置くだけWi-Fiやモバイルルーターを自宅に置いておくという方法が選択肢になります。
この選択肢のそれぞれのおすすめを紹介しておきます。
光回線サービスのエリア外なら「置くだけWi-Fi」が便利
フレッツ光やauひかりなど、光回線サービスの公式サイトでお住まいを検索した結果、残念ながらサービス提供エリア外、またはさらに詳しい状況確認が必要と判断される場合は、現時点で光回線をすぐに利用するのは難しいかもしれません。
しかし、早急にインターネットを利用したい場合は、工事不要のWiMAXやソフトバンクエアーに切り替えるのがおすすめです。最近の「置くだけWi-Fi」は、光回線に匹敵する速度を提供してくれることも多く、プロバイダ次第では月額3,000円台前半から利用可能なプランもあります。
置くだけのルーターなら、工事の必要もありませんし、光回線が使えない都営住宅でも問題ないですね。
おすすめは「ドコモ home 5G」。ドコモの電波を使うのでほぼ全国で受信可能ですし、5G通信にも対応していてやっぱり安心です。料金的にもお手頃だしキャッシュバックキャンペーンも魅力的ですよね?
【↓置くだけWi-Fiなら「ドコモ home 5G」↓】
置くだけ簡単!工事不要!機械が苦手なお年寄りも女性の一人暮らしなどでも安心ですね。
ポケットWiFiのおすすめ。
ポケットWiFiのおすすめは冒頭でも触れましたが契約期間の縛りがなくて月額料金も安い【縛りなしWiFi】がまだまだ健在。新しいサービスも続々と登場していますが安定の人気を保っています。
容量無制限の使い放題というわけにはいきませんが、90ギガ使えるプランでも光回線や置くだけWi-Fiよりも料金は安く済むかもしれませんし、足りなくなったらチャージ可能なので、最も手軽な方法と言えます。
それでもやっぱり光回線でインターネットするには?
工事ができない場合、置くだけWi-FiやポケットWiFiでも十分にインターネットは可能ですが、やっぱり快適な通信速度で容量を気にしない光回線を利用したい…そんな時の最終手段として、ケーブルテレビのインターネットサービスを利用するという方法があります。
わからない時には、地元に強いケーブルテレビ会社(東京なら主にJ:COM)がインターネット接続サービスを提供しているので、ここに頼むのが1番手っ取り早い方法ですよ。
都営住宅の場合にも、光回線が導入されていなくてもケーブルテレビが導入されていることって多くありますので、この設備を利用でき、インターネット以外にも、ケーブルテレビに電気、ガス、スマホまでと生活に必要なサービスが揃っているので、まとめてしまうと楽ちんかもしれません。
【BSもインターネットもお任せ】
まとめ。
都営住宅でインターネットを利用する方法をお伝えいたしました。
幸いにも僕の住む建物では、光回線が繋がっていて、NURO光のマンションタイプが導入済みだったので、これを利用して、安くて早くて快適に利用できています。
まだまだ都営住宅などの古い団地では、光回線の設備が整っていない場合もありますね。
そのような団地でもインターネットを快適に利用する方法はいろいろあります。
ケーブルテレビの設備があるならそこのインターネットを利用するとか。
古いしきたりや、お決まりの申請が必要な都営住宅の光回線ですが、通す事ができれば快適なインターネット環境で楽しむ事ができます。
光回線が使える建物であれば、すぐに申し込んで使えます。
都営住宅のような団地と言えども、今の世の中、ネット環境は必要不可欠ですね。
なんだかんだでNURO光が使えるのがベストですが、そもそもインターネットできない建物の場合でも、おそらくケーブルテレビが入っているので、ジェイコムが利用できればジェイコムを利用するのがお得。
そうでなければソフトバンク Airみたいな置くだけWiFiか、モバイルルーターを使いましょう。
どこの団地でも使えるのが当たり前になると良いですね。