都営住宅の選び方。団地の活性化に若い人でも入居しよう!若年ファミリー向けの公団。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

全国各地の地方自治体が安い家賃で貸してくれる公営住宅、公営団地、都民住宅や都営団地というと、どんなイメージをお持ちですか?

家賃が安いとか、建物が古いといったイメージを持っている方も多いですね。

確かにこれらの住宅が一気に整備されたのは、昭和50年代なのでこの頃に建てられた建物も多くて、古い公団が多いのも事実ですね。

ですが、建物自体は鉄筋コンクリートの丈夫な建物、内部は綺麗にリフォームされていますので、外観よりも思ったより中はキレイです。

ですが、古い建物ならではの、今では少し不便な一風変わった部分が残っているのも確かです。

スポンサーリンク

公団はお年寄りが多い?

もう1つ、多くの人が持つイメージに、住んでいる人に老人、お年寄りが多いというものがあると思います。

これも確かに。高齢者の方にとっては、公団は少し入居の条件が緩くなって入居しやすくなっていたりもしますし、若い頃に入居した人も長年住み続け、結果としてお年寄りが増える傾向があります。

低所得であったり、住むところに困っている人に貸し出すという、公営団地の目的に合う人にお年寄りが多いのも、公団にお年寄りが多い理由と言えるでしょう。

若い人のための募集もあります。

しかしながら、公営住宅の住人の高齢化があまりにも進んでしまうのも、団地の安全性や活性化の点で問題があります。

そんな団地の高齢化を解消するために、都営住宅をはじめとした公団では、若い人に限定した応募条件の募集も行なっています。

若年ファミリー向けの応募資格。

以下の全てに当てはまる人が入居可能です。

  1. 家族向の入居資格に当てはまること。
  2. 申し込みをする本人を含めて、同居する人が全員40歳未満であること。
  3. 世帯構成が夫婦のみ、あるいは夫婦と子のみであること。

*母子家庭や父子家庭はあてはまりません。

若い家族の入居を促進するのが目的なので、若くても単身での入居はできません。

これは、公団住宅の利用機会を若い人にも広げて公平を計るとともに、公団周辺地域の活性化や活力の維持と向上を目的とした募集ですので、公団に引っ越しを希望する若い家族にとっては嬉しい制度ですね。