都営住宅に入居が決まって、いざ内見!とワクワクドキドキしながらトイレのドアを開けると、誰もが「あれれ?」と思うポイントがあります。
そう、「便座に蓋(ふた)」がないんです。
「え、これって付け忘れ?」「前住んでた人が持っていったの?」なんて思っちゃいますが、実はこれ、都営住宅のデフォルト仕様なんですよね。
「なぜ蓋がないの?」「自分で付けてもいいの?」「どうせならウォシュレット(温水洗浄便座)にしたいけれど、団地の狭いトイレでも大丈夫?」と色々と考えますよね。
今回は、この「蓋なしトイレ」の謎から、1万円台で快適に生活を変えるウォシュレットの取り付け方法、そして都営住宅最大の難関トイレの「短い配管」の対策まで、ガッツリ解説していこうと思います!
1. なぜ都営住宅のトイレには「蓋」がないのか?
内見の時に「蓋がない!」と驚くのは、入居するひとにとってはもはや都営住宅あるある。
なぜ蓋がないのか。東京都の役人に聞いたわけではないので真相は不明ですが、僕の予想では「メンテナンスや修理の時の都の負担を減らしたいから」じゃないかな?と思っています。
何万世帯もある団地で、「蓋が割れた」「ヒンジが壊れた」なんて連絡がいちいち来たら、修理費用だけでとんでもない額になりますからね。自分で取り付けた場合だと壊れた時の修理は自己負担。
「最初から付けなきゃ壊れない!」という、なんとも潔い(?)コストカット精神の結果なのかもしれません。
それと、団地のトイレって便座のサイズもなんだか小ぶりに見えますよね。これも「特注の小さいやつなのかな?」と不安になりますが、そのあたりも後ほど詳しく説明します。
2. 蓋なしトイレのままはキツい…解決の選択肢は?
「蓋なんてなくても用は足せるじゃん」と思うかもしれませんが、実際に住んでみるとこれが意外と不便。
- 衛生面: 水を流すたびに、目に見えないアレやコレが壁に飛び散る恐怖。
- 冬の冷たさ: 蓋がないと便座が常に冷え切っていて、座った瞬間に「ヒィッ!」となります。
- 見た目: 昭和の駅のトイレ感がすごくて、友達を呼ぶのがちょっと恥ずかしい。
解決策は2つ。
ひとつは、数千円で売っている「普通の蓋」を取り付けること。これは結構簡単で、女性でも問題なくできると思います。
もうひとつは、いっそのこと「ウォシュレット(温水洗浄便座)」を取り付けちゃうことです。
「ウォシュレットなんて高いでしょ?」と思うかもしれませんが、実は今、10,000円台でもかなり使えるものがたくさん販売されているんですよね!
3. ウォシュレットを設置するメリットとデメリット
「都営住宅にウォシュレットなんて贅沢かな……」なんて迷っている方のために、実際に使ってみて感じることができるメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット1:トイレットペーパーの使用量が減る!
ウォシュレットを使えば、温水のパワーで汚れをしっかり落とせます。トイレットペーパーは「水分を拭き取るだけ」で済むので、使用量が激減します。紙の節約になるし、何よりお尻への負担が減って、トイレの詰まり防止にもなるんです。
メリット2:冬場に冷たい便座で飛び上がらなくて済む
これ、一番のメリットかもしれません。ウォシュレット付きの便座は常に温かいので、冬場でも快適。便座カバーをわざわざ買ってきて、汚れるたびに洗濯する手間もなくなります。
デメリット1:電気代はそれなりにかかる
電化製品なので、当然電気代は発生します。「貯湯式」というタイプなら、年間で約3,500円くらいが一般的。一ヶ月あたりは300円弱といったところですね。節電機能がついているモデルや「瞬間式」を選べば、もっと抑えることも可能ですが、本体価格は高くなります。
デメリット2:水跳ねとノズル掃除
どうしても水を使うので、周囲に少し水が飛ぶこともあります。また、ノズルの定期的な掃除をサボると不衛生になっちゃうので、そこは注意が必要ですね。
4. 都営住宅の便座サイズと取り付け可能な機種
「うちのトイレ、サイズが小さく見えるけど市販の蓋やウォシュレットは付くの?」という疑問。
これ、僕も最初は不安でした。
でも、安心してください。大丈夫です!
洋式トイレのサイズは昔から「普通サイズ(レギュラー)」と「大型サイズ(エロンゲート)」の2種類。最近は大型が主流ですが、パナソニックやTOTOなどが販売している温水洗浄便座は、どちらにも共用できるサイズになっています。
交換用の便座も同じなので、都営住宅をはじめとした団地のトイレにもバッチリ取り付けられます。
ただし、「電源(コンセント)」だけはチェックしてくださいね。
わが家のトイレには幸いコンセントの差し込み口がありましたが、これがないと電気工事が必要になっちゃいます。
5. ヤマダ電気とビックカメラを偵察!気になるお値段は?
「よし、やっぱり買おう!」と思い立って、池袋のヤマダ電気とビックカメラに見に行ってきました。
最新のハイテクモデルはすごいですよ。泡コーティングで自動でトイレをキレイに保ってくれるとか、掃除不要とか。でもお値段は7〜8万円…
さすがに手が出ません(笑)。
僕らのような庶民に人気なのは、やっぱりパナソニックや東芝の1万円台のモデル。中でもパナソニックの「ビューティ・トワレ」シリーズはネットのランキングでもだいたい1位を独占している定番商品です。
これなら1万円台で買えて、機能も十分。
気になる取り付け工事費は、どちらのお店もだいたい6,000円でした。
「う〜む、決して高くはないけど……自分でやれば浮くよね?」
というわけで、レッツDIY!のやり方を検証です。
6. 【超重要】自分で取り付ける前の「配管チェック」
「便座の取り外し・取り付け」自体は、本体に付属品として専用工具も付いているし、無くてもスパナを使って年配の方でもできるくらい簡単です。
問題は「配管」の方なんです。
普通のトイレなら、配管部分に15cm以上のスペースがあって、そこに付属のクネクネと曲げられる「フレキシブルパイプ」を繋げばOK。

ところが、わが家のトイレの配管を測ってみたら……

「な、7センチ……!?」
明らかに短い!一目で分かるように15cmなんて全然ない(笑)。
この「短すぎる配管」をどう攻略するかが、都営住宅のトイレにウォシュレットを取り付ける時の最大の壁になります。
7. 短い配管でもウォシュレットを付ける方法
ビックカメラの店員さんに詳しく聞いてみましたが、この「配管短い問題」はメーカーによって対処法が違うんです。
- TOTOの場合:さすがトイレの王様。蛇口の部分に直接取り付ける「キャップ付き分岐金具」が最初から付属しています。短い配管でもハンドル部分を外して付け替えればOK。
- パナソニックの場合:そのままでは付かないことが多く、別売りの「分岐水栓」を買う必要が出てきます。
- 東芝の場合:専用部品がないのですが、実はTOTOの分岐金具を買ってくれば流用できるそうです!
という訳で、わが家のような「配管が短すぎる都営住宅のトイレ」には、最初から必要な金具が付いているTOTO製のウォシュレットが一番無難でおすすめです。
止水栓(ハンドルごと交換することになるので、作業のコツは、トイレの止水栓だけじゃなくて、「玄関横(わが家の場合)にある部屋全体の元栓」をしっかり閉めること。これを忘れると、ハンドルを外した瞬間にトイレが噴水になります(笑)。
実際に自分で取り付けた時の詳細は以下です!意外にもあっさりでしたよ。
8. まとめ:自分らしい快適トイレを手に入れよう
結論として、都営住宅のトイレにウォシュレットを自分で付けるのは「可能」です!
給水管が短いとちょっと苦労しますが、基本的にはタンクとウォシュレットに水を分岐させるだけ。特別な工具もいりませんし、説明書通りにやればDIY初心者でもなんとかなります。
もちろん、「水漏れが怖い」「配管いじるのは無理!」という方は、お店に6,000円払って付けてもらうのが一番安心ですけどね。
ちなみにネット上でも工事費込みの価格で取り付けてもらえるウォシュレットの販売もあります。
「とりあえず蓋さえあればいい」という方は、数千円の普通便座を買いましょう。それだけでも、あの「蓋なし」の殺風景な感じからはおさらばできます。
毎日使う場所だからこそ、ちょっとの手間でお気に入りの空間に変えてみませんか?
おまけ:退去時のことも忘れずに!
都営住宅は退去時に「原状回復」が必要です。
外した「蓋なし便座」やネジは、捨てずに袋に入れて押し入れの奥に大事にしまっておきましょうね!忘れると退去費用で痛い目を見ちゃいますよ。
さて、あなたの家の配管は何センチでしたか?
まずはメジャーを持って、トイレに直行してみてくださいね!


