都営住宅の間取りについて、疑問に思ってる人や知りたい人が多いようです。
ですが、調べてみても意外と見つからない都営住宅の間取り図。
募集期間中のみに配布とダウンロードが可能な申し込み用紙の中に、都営住宅の標準的な間取り図が載っていました。
申し込む区分によって、間取りや部屋の広さ、大きさもいくつもある都営住宅の気になる間取り、申込用紙に載っていた標準的な間取り図を載せておきます。
もくじ
都営住宅の間取り図
1DKの間取り図。
1DKは単身者向けの住宅ですね。縦にダイニングキッチンと和室1部屋が並ぶオーソドックスな間取りですが、トイレとお風呂も別。
洗面所に洗濯機置き場も室内で、賃貸物件でも人気の間取り。
ワンルームタイプやロフト付きも良いのですが、やっぱりオーソドックスな間取りが今も昔も変わらない人気ですね。
流行に流されないのが都営住宅の間取りです。
2Kの間取り図。
2人向けの住宅の間取りは2K。
子供のいらっしゃらない夫婦、既に子供が独立している夫婦向けでしょう。
部屋の中央にキッチンで6畳の和室と4.5畳の洋室というのが標準的な間取り。
ダイニングキッチンじゃないので、キッチンは狭めでしょうか?でもお部屋の広さは十分に確保されているのも公団の良さです。
2LDKの間取り図。
2LDKも、基本的には2人世帯の部屋です。人気のある振り分けタイプですね。この間取りですと、和室、洋室ともに6畳に、もう少し広いキッチン。㎡数だと40㎡弱ぐらいで、2人暮らしには広いと感じる間取りですよ。
3DKの間取り図。
都営住宅の中では最も多い間取りが3DKです。3人以上の家族向けの住宅で、ニーズも最も多いのも3DK。
55〜60㎡ほどの広さがあり、子供が大きくなるまで安心して暮らせるでしょう。時々2人でも申し込み可能な3DKの都営住宅もあります。
その他の間取り。
間取りは1DK、2K、2DK、3DK以外にも、実は4DKもあります。4DKの間取りの都営住宅は、5人以上の家族のみが申し込める物件で、数としても少ないですね。
そして、ここに載せたのは標準的な間取りですので、違う形の間取りの団地は数多くあります。
例えば僕の住む都営住宅の間取りは
↓
3DKタイプですが、申し込み用紙の間取りとちょっと違いました。
4.5畳の部屋の位置も違い、ダイニングキッチンがイビツな形をしています。
きっとキッチンに飛び出ている押入れは、リフォームで新設されたのではないでしょうか?
とはいえ、広さは十分でダイニングテーブルも置けるダイニングキッチンですよ。
申し込みの前に知る事ができない都営住宅の間取り。
ここでは申し込み用紙の住宅一覧に載っている標準的な間取りと、わが家の間取りをご紹介しましたが、このように、都営住宅の3DK!と言っても間取りには違いがあります。
そして、自分が住みたい住宅の間取りは、おそらく当選したり資格を得た後の住宅の下見の時まで知る事はできないでしょう。
僕のようにブログで自分の住んでいる都営住宅について紹介していても、どこの公団か?などの所在地まで明かすことはありませんよね。
それに都営住宅は部屋を選ぶ事もできません。
“募集地区一覧の中から、自分の住みたい建物を選んで申し込むことはできますが、何階のどの部屋になるのか?”
は住宅のあっせんが決まるまでわかりません。
他にも気になるのが、お風呂はバランス釜なのか給湯なのか?
申し込み用紙の住宅一覧を見ても、浴槽が有るのか無いのかまでしかわかりません。
希望する部屋の実際の間取りや中の様子まで知ることは、知り合いがその公団に住んでいたりしない限りは至難の技なんですよね。
それでもやっぱり家賃が安くて助かるのが都営住宅。
実際の間取りを見て喜ぶかちょっとガッカリか?それは当選して下見ができるまでわからないんですね。