都営住宅の申し込み方法は、基本的に2パターンあります。
- 抽選方式
- ポイント方式
このうち、我が家はポイント方式で申し込みをして入居に至りました。
「都営住宅のポイント方式って何?」
「優先順位ってどう決まるの?」
こういった疑問を持つ人も多いと思います。
この記事では、実際にポイント方式で入居した体験をもとに、優先順位の仕組みや申し込みのコツを解説していきます。
結論から言うと、条件に当てはまるなら抽選よりも入居できる可能性が高いのがポイント方式です。
都営住宅の申し込み方法は「抽選方式」と「ポイント方式」
都営住宅の応募方法は主に次の2つです。
抽選方式
一般的な申し込み方法で、応募者の中から抽選で当選者が決まる方式です。
ポイント方式
住宅に困っている度合いを点数化し、優先順位が高い世帯から入居資格を得られる方式です。
その名前の通り、
都営住宅に入居の必要度が高い人が優先して入居資格を得られる仕組み
になっています。
都営住宅の応募条件を満たしていて、なおかつ都営住宅の目的である、
住宅の困窮度が高い人から入居できる
という制度ですね。そうすると、ここで疑問になるのが「そもそも何故抽選方式があるのか?」ということですが、実際のところ、この2つの申し込み方法にはそれぞれ特徴があり、条件次第では
抽選よりもポイント方式の方が入居できる確率が高くなる
ケースもあります。入居条件に当てはまる人に平等に抽選するという制度があるのも何となく理解はしています。
抽選?ポイント?どちらで申し込む?都営住宅の選び方
僕も最初は抽選方式で都営住宅に申し込んでいました。
いわゆる一般的な家族向け都営住宅の申し込みです。
年齢も40歳を超えていましたし、
- 若年ファミリー向け資格なし
- 特別枠なし
という状況なので、申し込めるのは
普通の家族向け抽選方式だけ
だと思っていました。
ですが思い切って、ポイント方式にも申し込みをしてみることにしました。
というのも、当時住んでいたアパートから徒歩5分ほどの都営住宅でポイント方式の募集があったからなんですね。
ここなら
- 子供の保育園も変わらない
- 生活環境も変わらない
「住めるといいなぁ…」と思って調べてみると、
特に所得の低い40歳以上の世帯
という条件に我が家が当てはまっていたんです。これはチャレンジしてみるべし!
都営住宅のポイント方式とは?優先順位の決まり方
ちなみに都営住宅のポイント方式とは何かというと、
ポイント方式とは、抽せんによらず、書類審査や実態調査をした上で、住宅に困っている度合いの高い世帯から順に入居予定者を登録する方式です。
都営住宅では、2月と8月に家族向けポイント方式での募集を行っています。ポイント方式による募集の際に申し込みできる世帯は、ひとり親世帯、高齢者世帯、心身障害者世帯、多子世帯、特に所得の低い世帯、車いす使用者世帯に限られます。
引用元:葛飾区ホームページより
ポイント方式による募集の際に申し込みできる世帯は
- ひとり親世帯
- 高齢者世帯
- 心身障害者世帯
- 多子世帯
- 特に所得の低い世帯
- 車いす使用者世帯
などに限られます。
つまり、住宅に困っている状況が強いほど優先順位が上がる仕組みです。
現在の住まいの状況や収入などの条件に当てはまる必要がありますが、もし条件に当てはまるなら、ぜひポイント方式を検討してみてください。
都営住宅ポイント方式の応募資格
都営住宅にポイント方式で申し込む場合、わが家の場合で重要な条件は主に2つです。
- 所得が低い40歳以上の家族
- 住むところに困っていること
60歳以上や障害を持っている世帯などの特例を除くと、
この2点が優先順位の大きなポイントになります。
ポイント方式の条件①:所得が低い世帯
我が家の場合は夫婦と子供1人の3人暮らしでした。
この場合、
世帯全員の所得合計が0〜1,540,000円以内
であることが条件です。ここで言う所得とは
収入から控除を引いた金額
です。この収入が基準を満たしていれば
特に所得の低い40歳以上の世帯
としてポイント方式に申し込めます。
ポイント方式の条件②:住むところに困っている
例えば次のような条件です。
- 土地を所有していない
- 同居する人に公営住宅の名義人がいない
など。
さらに、ポイント方式では優先順位を決めるためのチェック項目もあります。
ポイント方式の申し込み方法

申し込みには専用の申し込み用紙があります。
この書類に
- 現在の住居状況
- 世帯の状況
- 住宅の困窮度
などを詳しく記入します。
この内容をもとに、住宅の困窮度が点数化され、優先順位が決まります。
つまり重要なのは
現在の住環境を正確に書くこと。
そして、
住宅に困っている状況がわかるように記入すること。
です。もちろんですが、嘘を書くのは絶対にダメです。


ポイント方式で優先順位を上げるポイント
申し込み用紙には、
- 住宅の老朽化
- 狭さ
- 不便さ
などについてのチェック項目が多数あります。
チェックが多いほど、住宅の困窮度が高いと判断され、優先順位が上がる仕組みです。
我が家が住んでいたのは
2DK・築50年以上の木造アパート。
正直、「近隣の建物の中で一番古いのでは?」というレベルの建物でした。
もちろん気に入っている部分もありましたが、
- 家賃はこれ以上高い所には引っ越せない
- 引越し資金もない
という状況で住み続けていました。
結果的に、この「古い木造アパートに住んでいたことがポイント方式では有利だった」ように感じます。
申し込み書には住宅の老朽化や狭さに関するチェック項目がたくさんあったからです。
その時は
「これはもしかしてイケるかも…?」
と思いました。
都営住宅ポイント方式の募集時期
ポイント方式の募集は
毎年2月と8月
に行われます。
期間は約2週間程度。大きな告知があるわけではないので、
- 自治体のホームページ
- 区役所
- 募集パンフレット
などを定期的にチェックするのがおすすめです。
この募集期間を逃さないことが、まず最も大事です。
当選から入居までの期間
ポイント方式で優先順位が1位になったとしても、それは資格審査を受けられる権利を得たという状態になるだけです。
その後
- 資格審査
- 実態調査
- 下見
- 入居手続き
などがあり、申し込みから入居まで約8ヶ月かかりました。
思っているより、かなり長い道のりです。
ポイント方式と抽選方式のメリット・デメリット
ポイント方式
メリット
- 優先順位1位になれば入居資格を得られる
デメリット
- 1位にならなければ入居できない
抽選方式
メリット
- 条件を満たしていれば誰でもチャンスがある
デメリット
- 倍率がかなり高い
ポイント方式は
意外と制度を知らない人も多く、倍率が低いケースもあります。
そのため、
- 人気物件を狙うか
- 倍率が低い物件を狙うか
という選び方も重要になります。
まとめ
都営住宅は
- 手続きが多い
- 入居まで時間がかかる
という大変さがあります。
それでも、
条件に当てはまるなら抽選よりも入居の可能性が高いのがポイント方式です。
重要なのは
- 募集期間を逃さない
- 書類を丁寧に書く
- 倍率の低い住宅を選ぶ
この3つ。
昭和50年代築の都営住宅でも、家賃の安さを考えればかなり快適に暮らせます。
条件に当てはまる方は、ぜひ
ポイント方式の申し込みを検討してみてください。
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